湖上の駅。
ここへ行ってみたいとゴールデンウィーク前半に出掛けてみました。以前、テレビで紹介されていたので、ご存知の方もいられるかもしれませんが、ここは静岡県の山奥です。
まずはこちら、大井川鉄道のSLに乗って千頭まで向かいますが、初めて乗るSLの汽笛は、個人的に“銀河鉄道999”を彷彿させ、気分はアンドロメダを目指す鉄郎です。
意外と沢山の石炭の燃カスが飛んでくるんですね…結構、目が痛いのですが、みんなトンネルに入っても窓全開でSL気分を満喫していましたよ
その客車内も昔ながらの車両を使用しているようで、所々煤(すす)で真っ黒、また天井には回転式の扇風機が設置されており、丸型の蛍光灯もレトロ感がします。
さて、千頭からはトロッコ列車のような南アルプスあぷとラインに乗り換えです。この路線は、その昔ダム建設資材を運ぶ路線として敷設されたそうです。
その途中にある土本駅、この駅の利用者は付近に住む4軒の住人のみで、その内3軒は土本さんと言うようですよ。
嘘のようなホントの話です。
列車を乗り継ぎ2時間以上かけて到着した湖上の駅も、さすがGWだけあって賑やかです。のんびりした雰囲気を味わいに来たのですが、思うところは皆さん同じようですね。
静岡県と言えばお茶、八十八夜を少し過ぎた頃でしたが、まだまだ地元の方は茶摘に精が出ておりました。ホントこの時季の新緑は美しいですね。
成長:其の202
あぷとラインとは…
日本一の急勾配(90/1,000)を上り下りをするために、歯車の付いたレール上を、歯車の付いたアプト式機関車を使用することだそうで、ちなみに90/1,000(90‰)と言う勾配とは、1,000mの直線距離で90mの高さを上り下りする勾配のことです。
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