銀行窓口で保険商品が扱われるようになったことはご存知な方も多いかと思われます。そして昨年12月22日からは全部の保険商品販売が解禁され、個人年金保険などに限られていたものが、医療保険やがん保険にまで拡大したこともご存知な方はいられるかと思います。その流れを受け、私の勤める会社でも第3分野の保険である医療保険を取扱うこととなり、本日午前中に保険会社最大手のアヒルで有名な会社の商品説明研修に出席してきました。がん保険が主力商品の会社ですから、『がん』についての話が多く、そこで感じたことを本日の記事にしようかと思った次第です。
って前置きが長くなりすぎてごめんなさい
『がん』の見た目は腫瘍です。その特徴として【浸潤】【転移】と言う特性を持っているそうです。その【浸潤】とはがん細胞などが身体の組織内で増殖して広まっていくことで、周囲の栄養を吸収していってしまうことのようです。そして【転移】とは周囲の栄養がなくなると、血管やリンパ管を伝い、他の部位に移動することだそうです。そしてひたすら浸潤と転移を繰り返します。『がん』とは『悪性新生物』と言われるくらいですから、一種の生命体と考えていいようです。
ここからが本題…
(前文にある研修とはまったく関係ない内容です)
生命体の存在意義って何でしょう?
一概には言い切れませんが“種の保存”と思われる方が多数派ですよね。“種の保存”は生物学的な観点から見ても、全ての生命体の生きる目的であり、乱暴な言い方をすれば、生命体全ては遺伝子からの命令によって“種の保存”ために生かされているのではないでしょうか。
とすると『がん』と言う生命体も“種の保存”のために【浸潤】【転移】を繰り返していることは理解できるところです。しかし、それを繰り返すことで母体の生命体である人間は死んでしまいます。結局、墓穴を掘る形で『がん』と言う生命体の“種の保存”も絶たれてしまいます。これって地球を母体としている『人間』にも当てはまると思いませんか?
存在意義のない生命体はいないと聞きます。きっと厄介者の『がん』にも存在意義はあるのかもしれません…そうでなければ『人間』にも存在意義がなくなってしまいそうですから…
成長:其の180
人の生死を対象とする生命保険を「第1分野」、財産などの損害を補てんする損害保険を「第2分野」、傷害・疾病保険などの医療保険を「第3分野」と言います。
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