肩と腰にホテリを残し…。
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8月1日(土)~2日(日)のこと。会社の人に誘われて富士山頂からのご来光を見ようと行ってきました。
いつもは日帰りの富士山ですが、今回は山頂からのご来光と言うことで、8合目でショートステイが入ります。初めての富士山と言うより、山歩き自体はじめてのメンバーが多数いるため、のんびりスケジュールで構成されてまいす。既に夕刻4時には8合目に到着し、夜中の1時までフリータイムとのこと。1本600円もする缶ビールを3本飲みながら時間をつぶします。
まずは虹を発見。ちなみに当日の天候は雨…8合目まで歩いて雲を抜け、この景色に出会えたのですからうなずけます。
そしてお次は雲海に移った富士山の影です。影富士とでも言うのでしょうか?のんびり行程だからこそ見れた副産物です。
と、ここまではとても良い山歩きだったのですが、これ以降がイマイチ…この記事の本題はこれからです。
山頂を目指す一筋の人の線…どこかの国で見る山岳信仰的な光景です。真夜中の山とは考えにくいこの光景…渋滞して進まない登山道、雑踏とした雰囲気に大声で呼び合うツアー客、高山病で顔を歪める人たち、寒さに震える子供たち、いったい何なんだろう?そこまでして行く意味があるのだろうか??良い思い出作り???正直、この光景を目の当たりにして、私は理解に苦しみました。
ゴミの減らない富士山…意味が分かるような気がします。もう夏の夜の富士山には行かないと思います。決して富士山が嫌いな訳ではなく…このような山歩きに交じりたくないだけです。
ちなみに日の出予定時刻10分前にガスに包まれ、その後の風雨でご来光も見れませんでした。私はともかく、高山病に苦しみ、寒さに耐え、親の都合で連れて来られたとしか思えない子供たちも、ご来光を見ることが出来なかったのは可哀想でなりません。
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7月12日のお話…もう1ヶ月も前のお話になってしまいますが…草津白根山を歩いた翌日は菅平高原へ向かって『四阿山(あずまやさん):2,354m』を歩いた時のお話です。どんより雲な天候の中、菅平に向かいます。標高1,500mを超える菅平牧場からの眺めは雲海と平行な景色、雨もチラホラ降り始めてましたが、せっかくこんなに遠くまで来ているので歩いてみました。
まずは“花の百名山”として知られる『根子岳:2,207m』へ向かいます。
丹沢では5月に咲く山ツツジも、ここ根子岳では7月に咲いてます。しかし花の百名山を歩いていても、小雨が降り続いているなかですと、イマイチ花の鮮やかさのようにパッとした気分にはなりきれないものです
ピークについてもこんな感じ…風の強いなか食事をしていた方々もチラホラいましたが、とても寒くて食事をする気分になれません。ただ雨が止んだのは良かったかな。
ややお腹は空いてますが目的地の四阿山へ向かってみます。
根子岳から四阿山へ向かう道は、すこし感じが良さそうです。
が、一旦だいぶ高度を下げるようですね。
鞍部まで降りてきちゃいました。
振り返る…こう言う雰囲気の場所好きです。しかも青空もチラホラ、いい感じです。
鞍部から四阿山への登りは樹林帯のなか、さっきまで強風はおさまり少しムシムシ…気持ち良さ半減のハイクアップです。
樹林帯の隙間からたまに覗く根子岳方面、だいぶ距離があるように見えますが、1時間ほどです。
浅間山は噴煙を上げてます。四阿山ピークに着いた頃には、朝の天気が嘘のように青空が顔を覗かせてました。
下山の頃、いよいよ朝の天候はどこへやら…雨が降っていたとは思えないくらいの青空が広がり、気持ちの良い山歩きが待ってました。山の天気は変わりやすいとは言いますが、天気予報も「雨」だったことを考えると、何だか自分は晴れ男なのかと思うようになってきました。
この山と花の百名山縦走は、思っていた以上にいい山歩きを堪能できました。
根子岳と四阿山の間にはこんなタルミもありますが、程よい行程に高低差は身体に優しい疲れをくれます。麓のダボス菅平牧場では濃厚なソフトクリームが売っており、疲れた身体に栄養補給をしていると、放し飼いされた山羊が「ぅメェ~」と鳴いておりましたとさ
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