群馬遠征2日目も天気予報通りの晴天です。本来の予定では苗場山に小屋泊で歩く予定でしたが、既に山小屋は予約でいっぱい…となれば昨年の7月に尾瀬へ行ったときのことを思い出し『至仏山:2,228m』を歩くことにしました。
既に朝8時半の戸倉第1・第2駐車場は満車、係員の誘導に沿ってスノーパーク尾瀬戸倉の駐車場へ向かいます。さすが紅葉シーズンの尾瀬な訳で、鳩待峠までのバスも次から次へと増発され人を運んで行きます。途中、車窓から見える紅葉は素晴しく、写真を撮るのをすっかり忘れ見入ってしまいました
多くの観光客は鳩待峠から尾瀬ヶ原方面へ向かいますが、私は至仏山へ向かいます。予定では至仏山を経由して山ノ鼻方面に下山し、時間の許す限り尾瀬ヶ原を歩こうと言う計画だったのですが、これが後に裏目に出ることに…
とまぁ、それはそれとして念願の至仏山へ足を踏み入れたわけですから、自然と心も弾んでくる訳です。実際、先週の時点で紅葉は鳩待峠よりだいぶ下まで降りており、鳩待峠より上では落葉していました。しかし森林限界の低い至仏山ではすぐに背の高い木々は姿を消し、画像手前の小至仏山と奥の至仏山が姿を見せてくれます。
また、眼下には紅葉に囲まれた尾瀬ヶ原と前方に燧ケ岳の雄々しい姿も見られます。
途中、オヤマ沢田代という小湿原にでると、前方に小至仏山を眺めながらのプチ湿原の木道歩きも楽しめますよ。ちなみに木道は右側通行です。
オヤマ沢田代を過ぎればピークまではあとわずかです。稜線上に出るとさすがに風が強く寒い。北側のハイマツには霧氷でしょうか?真っ白な氷が取り付いていました。こりゃ夜は相当寒いな…
昨年、尾瀬ヶ原から見た至仏山は丸く優美な山容とのイメージが強かったのですが、小至仏山から至仏山間の稜線は岩塊を縫うように歩く登山道で、意外と実際に歩いてみなければ分からないものだと実感。
至仏山ピークからは眼下に広がる尾瀬ヶ原の全貌が覗け、燧ケ岳も大きく望めます。昨年、始めて尾瀬ヶ原に来たときに、歩いてみたいと思っていた山の頂に立っているかと思うと、達成感と充足感に包まれ満足の極みな感じになりました。
しかしここで予想外の出来事が…それは山ノ鼻方面の登山道が一方通行になっており、下山が禁止されていたのです。
不覚の極みとはこのこと…リサーチ不足だった。
ここ群馬まで来て、秋の尾瀬ヶ原を歩かないのももったいない話な訳で、こうなったら意地でも歩いてやると思った次第です。
今歩いてきた道を戻り鳩待峠へ、多くの観光客の方が帰りのバスを待っているのを横目に尾瀬ヶ原方面へ…ここは鳩待峠よりやや高度を落とすため、所々紅葉がキレイです。観光客が多くすれ違っても挨拶のない木道を尾瀬ヶ原方面に逆走?(ほとんどの人の流れが鳩待峠に向かっているので、逆走感覚になります…)して、15時ちょい前に山ノ鼻に到着です。
秋の尾瀬ヶ原は夏と違い静寂感が漂い風情があります。ただ、時間帯が時間帯で周りに人が少なかったせいもあるでしょうが、一人の世界にどっぷりと浸かりたい時には良いトコかもしれません。個人的には夏の尾瀬ヶ原の方が好きですね。四季ぞれぞれで見せる姿を変える尾瀬ヶ原には、その時々で見せる顔が違うのは魅力でしょうね。
西日に照らされた至仏山。今さっき歩いてきた山が大きなシルエットを見せてくれています。そんな感じで終わった群馬遠征2日目も大成功で締めくくられました。
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