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2006年2月 8日 (水)

野村克也

_26173会社の同僚から1冊の本を借りた。『野村ノート』 そう、前々阪神監督(元ヤクルト監督と言ったほうが無難かも…)ノムさんの本です。私は阪神タイガースの大ファンであり、野村監督も応援しています。

当然に皆さんがイメージしている野村イズムが充分に満載されていて、野球について完全に無知だとナカナカついていけないかもしれません…が、伝えたいことの本質は【人間学】がほとんどで、社会人8年目の私にはとてもタメになった本である。

例えば、①知らないより知っているほうがいい(貪欲に知識を吸収する)②仕事により「人格形成・人間形成」が成され、それが仕事の基礎になり、世のため人のために一生懸命働くことで自分の肥やしになる(自分を評価し成長させてくれるのは結局他人である)

他にもたくさん学ぶべきことがあった、人(各人)がそれぞれ何を考え行動しているのかを読み、組織として同じ方向を向かせるため何をすべきかを考える。今の私にはとうてい出来ることではないが、少しずつ身に付けていきたいものだと感じさせてくれた1冊でした。

最後に冒頭にあった言葉を少しかいつまんで紹介します。

夏がくると冬がいいと言う、冬になると夏がいいと言う。太ると痩せたいと言い、痩せると太りたいと言う。忙しいと暇になりたいと言い、暇になると忙しいほうがいいと言う。自分に都合のいい人は善い人だと誉め、自分に都合が悪くなると悪い人だとけなす。借りた傘も雨があがれば邪魔になり・・・・・上を見ては不平不満に明け暮れて、隣を見ては愚痴ばかり。どうして自分を見つめないか、静かに考えてみるがいい、いったい自分とは何なのか・・・・・俺が俺がを捨てて、「おかげさまで」と暮らしたい。

考えさせられました。

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